緊張や精神的な汗かきを改善

人前に出たり、大勢の人の場に出ると必要以上に極度に緊張する人は少なくありません。
このような場で緊張しないようにするには慣れるしかないでしょう。

 

ところがどうしても緊張して汗が出る、あるいは強いストレスで大汗をかく人がいます。
このような緊張や精神的な汗かき対策を紹介します。

 

 

まずは汗がでる顔を冷やしてみる

汗が出やすいのは顔がほてっていること、つまり顔が熱を帯びているので、まずは顔を冷やしましょう。
汗の役割は体温を調節することで、身体に汗が出るのは温熱性発汗と言います。

 

特に太い血管は血流が活発ですから、保冷剤や冷えたペットボトルをタオルに包んで
首の辺りを冷やすと顔のほてりが収まり、汗が止まるでしょう。

 

 

身体機能の半側発汗(皮膚圧反射)を利用

身体機能の仕組みは、ある部分を圧迫するとその周りの部分の汗が減ります。
この仕組みが半側発汗(皮膚圧反射)で、
顔に鉢巻をするとその周辺部分に汗がでにくくなります。

 

強く締めすぎるのは良くありませんが、ある程度の圧迫を加えると
一定時間は顔汗を減らすことが出来ます。

 

 

気持ちをリラックスさせて汗かきを改善する

緊張や興奮で出る汗を抑えるには、緊張の逆の環境にすれば汗を抑えることができます。
すなわち気持ちをリラックスさせるのです。

 

イライラすると汗がますます出やすくなるので、気を落ち着かせる音楽を聴いたり、
好きなことをする、あるいは深呼吸で気持ちをゆったりとさせましょう。

 

気持ちがリラックスすると、緊張で刺激された交感神経を抑え、副交感神経が働いて、汗が徐々に減ります。

 

顔面多汗症を改善する4つの方法とは

汗をかく人は多いのですが、身体全体に汗をかく人と一定の場所に汗をかく人がいます。
顔に汗を大量にかく人は顔面多汗症かもしれません。

 

顔に汗をかくのは特に女性には困ったことですから、きちんとケアをしたいものです。
ここで顔面多汗症に関する4つの対処法を説明します。

 

神経遮断薬を使う治療を受ける

顔面多汗症を治すための薬に神経遮断薬があります。
アセチルコリンという神経伝達物質の作用を抑えることで汗を減らす薬で、
顔に汗をかきやすく、汗でのメイク崩れを防ぎ、汗の不快感を無くしたい人におすすめです。

 

ただしこの薬は顔以外全身の汗を抑える作用があるのですが、汗がでる汗腺以外の
他の器官の作用も抑える強い作用があるため、他人によっては喉が渇くとか、目が霞む、
あるいは便秘になるという副作用が出ることがあります。

 

ボツリヌス注射の治療を受ける

ボツリヌス菌は食中毒を引き起こす細菌ですが、
A型ボツリヌス毒素を使った注射での治療です。

 

アセチルコリンは神経伝達物質で、これが活発化すると汗が増えます。
このアセチルコリンの分泌を抑えるのがボツリヌス注射です。
注射はかなりの痛みがありますが、一回の注射で半年ほどは効果が持続します。

 

ただし保険適用外で自費診療になるという点に問題があります。

 

心療内科で精神安定剤での治療を受ける

汗を大量にかくのは身体の病気ではなく、
精神的な面が強く影響することが少なくありません。

 

したがって皮膚や身体の病気だからと内科や皮膚科で診察を受けても
汗が止まらないことがあります。

 

そのような時には心療内科を受診してみることをおすすめします。
自律神経の機能を補助する精神安定剤を処方してもらったら
汗が止まったということがあります。

 

漢方薬による治療を試みる

東洋医学の薬である漢方薬で顔汗を止めるのに効果があるとされる漢方薬に、
柴胡加竜骨牡蛎湯や柴胡桂枝乾姜湯などがあります。

 

漢方薬にも副作用が無いわけではなく、また体質によって効果が違うので、
医師や漢方薬専門薬局で相談してみましょう。
汗かき 改善

 

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